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はじめに…

 

あいうえおは、要約筆記ボランティアとして、各種講演会の全体投影・個人向けの

ノートテイクなど、音声を文字にして、要約した情報を伝える活動を行っています。

聞こえの不自由な方々は、すべてのかたが手話を使えるわけではありません。中途失聴や難聴のかたたちなど、聴こえが不自由になったすべてのかたに、その場の音声情報を要約して伝えるのが要約筆記です。

私たちは、町田市の「要約筆記者養成講座」を修了したメンバーによって構成されています。

町田市には、パソコン要約筆記の派遣制度が、まだありません。養成していただいたものの、本当に困っているかたの役に立てる活動場所を自力で見つけることは難しい状況にあります。

いつか近い将来、町田市でもパソコン要約筆記の派遣制度が整うことを願いつつ、パソコン要約筆記をみなさまに知っていただくための普及活動もおこなっています。

知っていますか?
 

要約筆記は、手話通訳と同様に、障害者総合支援法によって、福祉サービスの一つと定められています。

たとえば、町田市内にお住まいで、身体障害者手帳をお持ちのかたなら、町田市障がい福祉課へ申し込むことによって、原則として

無料で、要約筆記を利用することができます。しかし、現在の町田市のHPでは、基本的に手書きによる要約筆記のみのご案内となっているのです。

聴覚に障がいのある方々が、必要な情報を獲得して、当たり前に社会参加できる、そんな地域社会を目指して私たちのサークルは活動をしています。

そのためには、利用を希望される方々が、手話・手書き要約筆記・パソコン要約筆記、すべての通訳方法から選べるよう、『町田市でも、パソコン要約筆記の利用が制度化されることを願って』活動しています。

 

ちょっとひとこと…

『手話』という言葉をご存知の人は多いと思います。

しかし『要約筆記』についてはどのくらいの人が知っているでしょうか…。

「字幕」や「記録」とごちゃ混ぜに思っていらっしゃるかたも多いのではないでしょうか…。

聴覚に障がいのあるかたのコミュニケーションは、手話以外の方法があることを知らない人が多くいるとは思いませんか。

難聴や中途失聴などの場合、第一言語が手話でないかたのほうが多いのではないでしょうか。

その手話に代わる手段として、『筆談』、『要約筆記(手書き・パソコン)』などがあります。

私たちは、『要約筆記(手書き・パソコン)』は、手話と同じようにとても大切なコミュニケーション言語だと思い活動をしています。

 

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